「ソードの王女(Princess of Swords)」の意味・解説 <トート・タロット>
エレメント:風の宮の地
占星術:対応なし
生命の樹:マルクト(王国)
ソードの王女は、ワルキューレ(北欧神話の戦場の女神)、ミネルヴァ(ローマ神話の知恵の女神)、アルテミス(ギリシャ神話の狩猟と月の女神)の特徴を帯びている。
かぶとの羽飾りは、蛇の頭髪を持つメドゥーサで、怒りと復讐の感情を表す。
天と雲は、王女の故郷であり、何者かによって祭壇は壊されてしまったのである。
彼女は、神聖を汚されたことに怒り、復讐するかのように、剣を振りかざしている。
もうもうとした雲や煙は、心が激しくかき乱されていることや、無駄な思考をも表す。王女はそうした心の雲を、剣で払いのけているのである。
対応する易の掛は、「山風蠱」。
掛辞「願い事は大いに叶う。大事を行ってもよい。三日前に用意をし、三日後には終結するよう迅速に腐敗を取り除くことだ。」
表面上は良くても、内部には膿が溜まっている。腐敗したものは早急に取り除くべきである。
キーワード:
論理的・聡明
怒り・復讐・攻撃的・葛藤
etc・・・