アテュ3「女帝(THE EMPRESS)」の意味・解説 <トート・タロット>
【占星術】金星
【ヘブライ文字】ダレト(扉)
【対応する径】コクマー=ビナー
【解説】
女帝のポーズは、錬金術の「塩」の記号をかたどっている。
塩は、気化せず燃えない性質を持ち、硫黄からエネルギーを受け、宇宙の回転の均衡を保つ働きがあるとしている。
彼女の両脇で回転するふたつの月は、宇宙の均衡を取るために対立する力を示している。
女帝は、右手には女性性のパワーと知恵を象徴する、イシスの蓮を持っている。
蓮は女性性である「ヨーニ」の象徴であり、男性性の「リンガム」と対比し、受動性を示す。
ペリカンは、自分の胸の血を餌として雛に与えると考えられてきたことから、親から子への愛情を象徴する。
足元に置かれた女帝の紋章には、錬金術師の双頭の白鷲が描かれている。
これは、「皇帝」の赤鷲に対応する。
白鷲は女性性の月のエネルギーを持ち、赤鷲は男性性を示す太陽のエネルギーを持つのだ。
【恋愛運】
母性的/無条件の愛/性にだらしがない/愛し、愛される/望まれた妊娠と出産、多産/堕胎や授かり婚
【仕事運】
怠惰/遅刻や欠勤が多い/保育士/小学校の先生/幼稚園教諭/看護師/美容師/職場の人が優しい
他にも占う上ではたくさんの意味があります。
この記事がご参考になれば幸いです!